■日時:2012年1月15日(17:00開演~19:00終演)■会場:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホール
■出演:
指揮:秋山和慶
ヴァイオリン:セルゲイ・ハチャトリャン
管弦楽:東京交響楽団
コンサートマスター:グレブ・ニキティン
■チケット:S席(2階Dブロック1列●番)東響新潟定期会員券5,500円
■曲目:
ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」
(休憩20分)
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
アンコール(ヴァイオリン・ソロ)
コミタス/アプリコットツリー
----
コンチェルトさんで笠原さんや飛び入りの演奏家さんたちのインストアライブを聞いてから会場入り。
音楽三昧の一日は楽しい。
東京交響楽団の新潟定期演奏会。今回は秋山さんの指揮。東京響の新潟定期演奏会は秋山さん、大友さん、飯森さんと、スダーンさん、他にゲスト指揮者と、上手く配分されている。
東京響の来シーズンのテーマは「マーラー・リーダー・プロジェクト」だそうだが、新潟定期演奏会の来シーズンはモーツァルト・チクルスっぽい。それでもソリストには注目して良い。アラベラ・シュタインバッハーは東京まで聞きに行こうと思ったくらいだった。
今回のソリスト、セルゲイ・ハチャトゥリャンもNaiveから出ているバッハの無伴奏がなかなか素晴らしいと聞いていたので、一度聞いて見たかったヴァイオリニスト。通常ならヴァイオリン協奏曲→「田園」とするプログラムを、あえて「田園」→ヴァイオリン協奏曲としているところも期待が持てる。
「田園」は最近流行のオリジナル志向の編成ではなく、普通の大型編成。(14型かな?)スダーンさんが振るようならちょっと違ったのかもしれない。編成が大きかったせいなのか、1楽章などちょっと縦の線が合ってないように聞こえるところもあり、秋山さんらしからぬと思わせたが、大編成を活かしたゆったりとした響きは悪くない。2楽章以降はだんだん締まってきたようにも思えた。この曲で良かったのはやっぱり東京響の木管群だろう。ロビコンで素晴らしい演奏を聞かせた荒さんをはじめ、フルート、ファゴット、クラリネットのカラフルな音色は、いささか聞き飽きた感のする「田園」(自分はこの曲を聞くと歯医者さんを思い出す。いつも診察室でこの曲が鳴ってた。)にアクセントを与えていた。3~5楽章って最近のトレンド(そんなのがあるかわからないが)けっこうゆっくりとしたテンポだったかも。まあ東京響にしてみたら平均点な演奏だったか。
後半はヴァイオリン協奏曲。どことなくうつむき加減なハチャトリャン君だけど、ソロが始まるとヴァイオリンの音の美しさが素晴らしい。繊細とか柔らかさとかそういうレベルが際立って高い。「触ってごらん、シルクだよ」な音。楽器はグァルネリだそうだが、なるほどなんとなくそう言われればストラディバリウスとはちょっと違う感じ。グァルネリ言えば大谷康子さんが直ぐに思い出されるが、大谷さんの音とは少し系統は違う。
少しボリュームが控え気味な感じはしたが、音が細いとかそういうことではなく、ここ一番ではちゃんと弾ききる。きっと楽器のいちばん美味いところで弾いているのではないだろうか。とにかく上手いヴァイオリニストで、ああここはって思ったところが一箇所もない。どちらかと言えばホットなヴァイオリニストではなくクールなヴァイオリニスト。自己主張するほうではないが、出てくる音楽は真っ直ぐ、そんな感じかな?
サポートする東京響は第二楽章で分厚い響きを聞かせていたのが印象的。「田園」よりずっと良かった。こちらを後半に持ってきたプログラムも納得。(「田園」は単にリハ不足だったのでは?)
ハチャトリャンのソロで聞きなれない曲のアンコール。終演後発表された曲名はコミタスのアプリコットツリー。アルメニアの作曲家とのことで、なるほど御国の曲だったという理由。こちらはクールというより冷たさを感じさせる演奏。悪くはないが、もっと若者らしく脂ぎった演奏も聞いてみたかったというのはある。(バッハを期待してたのだが。)
■日時:2012年1月15日(13:00開演~13:30終演)
こちらに参加させていただきました。



















■日時:2011年7月1日(19:00開演~20:45終演)



























